2024年11月27日水曜日

ドッと気疲れ…

 こんばんは。今、水俣から帰ってきました。


昨日と今日は中学生の都道府県選抜対抗中学生ソフトテニス大会の熊本県選手選考会でした。

本アカデミーからは日本ソフトテニス連盟の主催する競技者育成プログラムSTEP4に九州代表として参加する田端(県連推薦で県選抜選手確定)を除く三名が参加しました。

結果として田端・中村・吉永が県選抜選手に、小﨑がNEXT8に選出され三月の本番(県選抜は都道府県対抗、NEXT8は九州地区選抜)まで熊本の代表として戦うことが確定しました。

毎年、言っていることですが、「選抜」選手は人から「選ばれて」決まります。当然のことですが、選ぶ人が変われば選ばれる人も変わります。

「なぜ、自分じゃないの(選ばれないの)?」

そう思いながら帰路に就く選手もいるのではないでしょうか?

悔しさをバネに、頑張ってほしいものです。

逆の立場から言うと、

「この子で良かったんだろうか?」と発表後、自問自答することが多々あります。

これから全国・九州の猛者と試合をするたびに、

「この子じゃなかったのかな?」
「もう一回選考できないかな?」

と、自分たちの選考に疑問を抱くこともしばしば。負けながら帰りの車の中で、スタッフとそんな話をして帰ることも(笑)。

選ばれる側も、とってもとっても緊張するし、悩むでしょう。ですが、選ぶ方も同じくらいに悩みます。

その結果が、今日の選考です。

個人的には肩書なんか、くそくらえ、と思っています。

選ばれなかった選手には、ぜひ自力で夏の全国(来年の全中は何回も言ってますが、ここ熊本!)出場の権利を手に入れてほしいと思います。

選抜チームとして、熊本はここ数年勝っていません。今年はこの前の夏の全中同様、

「目指せ一勝!」

を目標に頑張ってほしいと思います。

九州地区選抜大会に参加するNEXT8には昨年男子があと一歩のところで取りそこなった「優勝」を目標に頑張ってほしいと思います。

ちなみに、私は県選抜総監督・県選抜女子コーチ・NEXT8男子スタッフの三つを掛け持ちます。

身体がもつか、心配です(笑)。

頑張ります。



追伸 写真はタイ出張帰りの吉永さんから頂いたお土産です。今から自分を労います。吉永さん、ありがとうございます!

激戦の行方と悪癖

 こんばんは。最近週末雨が続きますね…。


その雨の影響を受け、熊本県中学生新人ソフトテニス大会個人戦の続きが一昨日土曜日に八代市テニスコートにて開催されました。男子はベスト8、女子はベスト16に進出したペアを集めて、同日開催される九州ジュニアインドア第三代表決定戦(強化トーナメント)の前に実施。強化トーナメント決勝まで進むと、選手は一人につき10試合この日することになります。先日の強化練習会で膝に違和感を持っている選手もおり、心配しました。

県南の選手が高速の事故の影響を受け、全員集合に時間がかかりましたが、無事競技開始。小﨑・吉永ペアは前衛を意識しすぎたのか、ミスが多発し、無念の0-③敗退。小﨑・吉永ペアに勝利したそのペアが決勝の対戦相手となり、田端・中村ペアがリベンジ、昨年度に引き続き優勝。新人戦2連覇を果たしました。



個人戦が終わった直後から、空いているコートを使って第三代表決定戦の予選リーグが始まりました。アカデミーは田端・中村ペアが決勝戦まで戦ったので、そこまで競技ができません。畳みかけるようにリーグ戦を消化していきます。KSAの入ったAリーグには市内の長嶺、先ほど決勝を戦った水上学園、そして新人戦団体4位の本渡と、予選リーグ2位までが決勝トーナメントに進出できるとはいえ、強豪揃いの「死のリーグ」となりました。

そのAリーグでいきなり新人戦団体4位の本渡が初戦で水上学園に敗れる大波乱。毎度言っていることですが、一度でも負けてしまうと敗退が決定する本アカデミー、水上学園、本渡の三つ巴になるのでは?と心配しました。3位は決勝トーナメントに進めません。

ですが、団体モード、田端・小﨑、中村・吉永に組み替えスタッフもオーダーを的中させ、予選リーグ全勝。Aリーグ1位で決勝トーナメント入りを果たしました。水上学園戦では先ほどの個人戦で小﨑・吉永がやられた大将ペアを中村・吉永がわずか1点に抑えるという完勝!やられた本人が直接リベンジを果たしてくれました。小﨑も常にトップで出場し、安定したストロークを披露、個人戦のショックを微塵も感じさせない戦いぶりでした。



決勝トーナメントに入ってからも安定したストロークと要所で練習していた崩しのストロークからのネットプレーが随所に決まり、準々決勝泗水、準決勝松橋を撃破し、決勝戦へ。九州ジュニアまであと一勝。

決勝戦は市内の湖東との対戦。ですが、ここで思わぬ展開に…。二面展開で先に田端・小﨑が③ー0で完勝している間に、中村・吉永が2ゲームダウン…。死に物狂いで第3ゲームを奪い返しチェンジサイズ。落ち着きを取り戻したのか、相手が勝ちを焦ったのか、第4ゲームは相手のミスが重なり4-0。激戦の行方はファイナルゲームへ。

先に4ポイントリードし、カウントは5-1。誰もがKSAの勝利を確信したところから、またしても「悪癖」となりつつある連続失点が始まり、5-5。相手ベンチも相当盛り上がっています。引き攣り曇る表情、高鳴る鼓動、誰もが手に汗握るラスト2プレー。サーブは吉永。課題としているファーストサーブが入り、マッチポイント。最後は吉永渾身のアタックを相手前衛がはじき、ゲームセット!

KSA1962史上、初めて団体戦で九州大会への出場権を手に入れました!

最後はミーティングで、四人で戦い抜いたことを称えると共に、負けそうな時、苦しい時にファーストが入ったこと、ラケットを振り切れたこと、そして「油断」から敗戦への道を歩み始めるんだ、前回の苦い経験が生かされていない、ということを話しました。

ですが、四人でつかんだ九州大会、本番は熊本の代表として、今以上の活躍ができるよう、頑張っていきます。今日はあいにくの雨でしたが、午前中しっかりと課題に向き合いました。

まだまだ足りない、ということは、もっともっと伸びることができる、ということ。

可能性を信じて、これからもKSA1962は戦い続けます。応援よろしくお願いいたします。

でもやっぱり、6人ほしいですね…。

2024年10月30日水曜日

小さな絶望の積み重ねが…

 こんにちは。今日は選挙の日ですね。日本の未来に一票投じましょう。


さて、昨日エコパーク水俣で行われました、熊本県中学生新人ソフトテニス大会団体戦、KSA1962は、第一シードで臨みましたが、準決勝で敗退、九州ジュニア出場権獲得とはなりませんでした。


本大会も4人で臨む、1ペアでも負ければ即敗退の状況下で、選手たちは奮闘しました。相手により徹底される戦術を想定して取り組んだ練習の成果が、十分発揮できました。

準々決勝荒尾第三中との試合では、大将ペアをばらさずに1ペアを潰しにこられましたが、田端・小﨑がベストパフォーマンスを発揮。ファイナル5-5のシーソーゲームを7-5で振り切り、②ー0で勝利!

この厳しい試合を乗り越えると、あとは楽に戦える、そう思った準決勝の苓北中戦に落とし穴が待っていました。田端・小﨑が準々決勝の大激戦の勝利の勢いのまま、完封。二面展開で戦う中村・吉永も3Gにマッチポイントを1度、4Gもダブルマッチポイントを握っていました。ところが…、

レシーブミス、スマッシュミスと最後のウィニングショットが決まらず、ファイナルへ…。勢いに乗った苓北ペアが4連続得点で先行し、そのまま逃げ切り、ファイナル3-7で敗戦。手元から九州ジュニア出場の権利がするりと逃げていった、そんな敗戦でした。

敗戦直後に「みんな、ごめん…」と泣きながら謝る中村・吉永。文字通り「絶望」に打ちひしがれていました。若手スタッフもさすがにかける言葉がない、そんな感じでおろおろしています。

「はい、次、切り替えて」

と、三位決定戦に向けて切り替えを促すしかありませんでした。

敗戦の傷癒えぬまま、行われた三位決定戦、どうなるかな?と思いましたが、しっかり心の整理ができたのか、吹っ切れたのか、三位決定戦本渡中戦は、のびのびとプレーし、勝利。来月9日の強化リーグで第三代表決定戦へ回り、九州ジュニア団体戦での出場を目指します。

大会終了後のミーティングでは、「今まで言ってきたことが、できた」ことと、「試合中で修正しなければならなかったことが、できなかった」とスタッフからアドバイスがありました。そして最後に、

「今日のような小さな絶望の積み重ねが、ソフトテニスプレーヤーを成長させてくれます」

と話した時には、涙を流して話を聞く選手の姿がありました。

あと一点、あとワンショット、何でできなかったんだろう、どうしてあんなスイングしたんだろう、こみ上げる後悔、時間を巻き戻してほしい気持ち、スポーツに携わる人なら誰しもが体験する、

「苦い経験」「小さな絶望」

これが本アカデミーの選手たちをさらに強くする、そう信じて今日からまた、頑張ります。

追伸、応援してくださった保護者の方々に代表一名が感謝の言葉を述べる、「あるある」な活動シーン、本アカデミーは毎回その立場を決めず、毎回交代制でやっているんですが、今回は(誰とは言いませんがw)AKB48の前田敦子さんばりの泣きながらコメントでした。悔しかったんだね。

「はい、次、やり返すよ」

改めて、大変。

 こんにちは。昨日とはうって変わって好天に恵まれ、アカデミーの選手たち本日は荒尾ジャンボ梨大会に参加しています。


で、今何をしているのかといいますと…。荷物の詰め替えです。


アカデミーの荷物の運搬を一手に引き受けているバモス号が、エンジントラブルによるレッカー移動…。練習で使う荷物を代車へと移動させています。しかし、荷物があんまり乗りません(笑)。バモス号の使い勝手の良さを実感させられました。無事に帰ってくるといいのですが…。


昨日、中学校の地区理事の先生が一堂に会しての委員会が行われ、その中で「クラブチームの今後の動向」が話に上がりました。

各県、クラブチームに対しての対応は様々で、排除の姿勢を前面に出す県もあれば、積極的にクラブチームへの移行を促す県もあるそうです。熊本は各地区の先生方に受け入れてもらっている(本当はそうではない方もいらっしゃるとは思いますけど(;^_^A)ようで、感謝の気持ちでいっぱいです。

しかしながら、どの県でも共通の課題として挙げられているのが、

「クラブチームは続くのか」問題。

やはり、クラブチームの運営は大変です。上記のような荷物の運搬もあれば、保護者の方の日々の送迎は目立ちませんが、地味に保護者の方の体力を奪います。さらに、出場枠の問題、練習会場確保の問題…。上げれば枚挙に暇がありません。

そんな状況でも、クラブチームを選択してくれる子供たち・保護者様がいるのだろうか?そう考えさせられます。

また、指導者の問題もあります。本アカデミーは有職者3名のスタッフで練習を行っています。残業もあれば県外への出張もざらです。当然スタッフが揃わないこともあります。

こちらもいろいろと、大変です。

そう考えると、部活動ってやっぱりありがたい存在なんだな、と思わされる時もあります。

ですが、それも先生方の目に見えない苦労(部活が終わってから学校の仕事をする、本来その競技に詳しくない、試合の引率、やる気のある子から欠席気味の子までまとめて指導しなければならない…。etc)があってこそのもの。部活動の目に見えない苦労を考えると、顧問の先生方には頭が上がりません。

何事も一生懸命やると、大変です。

「大きく、変わる」と書いて、大変です。自分を、仲間を、環境を変えるということは、一筋縄にはいきませんね。

大変ですが、「大きく、変わる」ことを目指し、今後も努力していきます。

2024年10月15日火曜日

初めが肝心、終わり良ければ総て良し

 こんにちは。三連休、いかがお過ごしですか?


今回は三連休の期間に行われたダンロップフェニックス大会の報告を。

各県から強豪校が集まるこの大会に、私たちKSA1962も招待を受け、参加することになりました。

四人なので、地元宮崎の檍(あおき)中の大将ペアをメンバーに加え(といっても三番でオープン扱い⤵)、初日予選リーグ、二次リーグ、二日目二次リーグ最終戦及び最終順位リーグとたくさん経験を積ませてもらいました。

結果は二日目最終リーグで大分三重中と宮崎地区選抜Aに敗れ一位リーグ3位という結果でした。


結果にとらわれなくてもよい、と考えている大会でしたので、自分たちの課題を洗い出す絶好の機会となりました。


冒頭の言葉が、私たちの課題であるということが如実に表れるプレーぶりでした。

いきなりダブルフォルト、前に誰も立っていないのにセカンドレシーブミス、相手リードから始まる試合が多かったです。また、マッチポイントを握ってからもたつく場面もあり、まだまだだな、と反省させられました。

やはり強いチームは弱点を見抜くのが早く、「徹底して」狙いを一点に絞ります。全中に出場した田端、中村にボールは集まりません。戦う上でそれは当たり前のことですが、強いチームは本当に徹底してそれをやってきます。

今年のチームは、
「負けるなら、このパターン」

という課題が明確です。そこをどうにかしなければ、という危機感を後に会場をあとにしました。

今日はこれからパークドームで早速練習です。昨日見つかった課題を、早急に克服すべく、練習します。

檍中の二人は二日間、楽しそうにプレーしてくれました。保護者の方も喜んでいらっしゃる様子で何よりでした。ありがとうございました。

やはり、チームは6人いるといいですね。オーダーも組みやすくなるし…。

二日間でたくさんのクラブチームの方とお話しする機会があったのですが、次々とクラブチームが発足しているという状況の中で、昨年全中へ出場したクラブチームが早くも選手不足に陥っているそうです。

本アカデミーもギリギリの4人登録…。

どなたか、やる気満々で、本アカデミーで共に戦ってくれる選手、ご存じありませんか?絶賛募集中です!お待ちしています。

2024年9月25日水曜日

捨てゲームは、ない。

 こんばんは。三連休が終わりましたね…。


皆さん、いろいろな予定を立てていらっしゃったと思いますが、昨日は残念な天気でした。

そんな中、本日上天草で行われた佐伊津カップはたくさんの参加者で大いに盛り上がりました。中でも、引退した三年生が溌溂とプレーする姿がとても印象的でした。

さて、その佐伊津カップですが、我がKSA1962は全中に出場したフルメンバー(現3年生コミコミ)の八代六中に決勝トーナメント準決勝で敗れ、三位となりました。

一日の感想を言い表すと、
「入りが悪い」
の一言に尽きます。

よく「捨てゲーム」、「相手に見せるための見せ球」、「布石」とかいう言葉を耳にしますが、5ゲームマッチの中で、どれだけ相手プレーヤー、特に前衛に意識させるボールを打つことができるのか、考えて入るように言われます。私たちスタッフももちろんそうです。

が、実際はあまりにも相手に意識を植え付けるようなボールではなく、むしろ相手を楽にさせるような配球が多すぎました。カウントを悪くし、アップアップで追いつくも、相手のネットインやアンラッキーにゲームまで落とし、冷や汗のファイナル…、というゲームが続きました。

ジュニア育ちの選手は、
「あ、まずい」
と思った瞬間からミスをしません。スイッチが入ります。そうやって最終的に勝ち星を拾います。

ですが、もし第一ゲームから集中してゲームに入れたら…、相手を楽にするようなボールを打たず、ミスを減らして1ゲーム先取できたら…、どんなに楽なことでしょう。その辺が分かっていない。まるで、私たちはいつだって逆転できる、と信じているかのように…。

果たして、プレッシャーのかかる場面で、本当にそのゲームプランで大丈夫でしょうか?このままでは早期敗退。そう感じざるを得ない、今回の三位入賞でした。

5ゲームマッチは、第1ゲーム目を取ったチームが80%以上勝つという統計が出ているそうです。第1ゲームの入りの数ポイントをミスから入り、いきなり追いかける展開から始まるシーンが多く見られた、今回の大会でした。

粘り強いことはいいことなのですが、もっと楽にゲームを展開してほしい。さもなければ、トーナメントの終盤、体力が尽き、ガス欠して取りこぼします。

5ゲームには捨てゲーム、見せ球は必要ないと個人的には考えます。皆さんはどうお考えですか?

まあ、結果論でしか話ができないのがソフトテニスの難しいところでもあります。打って入れば、「ナイスボール!」と褒められ、打ってミスすれば、「何で打つの?」と問いただされ…。選手は本当に気の毒です。

そういう指導にならないように、第一ゲームの奪い方を、今後も徹底して指導していきます。




追伸 小さめのバイク(125cc)で上天草まで行ったので、幸いなことに天草名物にはあまり巻き込まれませんでした(笑)。


新シーズンも四人、常にタイトロープ。

 こんにちは。今日は深夜から午前中にかけて雷がすごかったですね。本アカデミーも予定していた練習試合が取りやめに。久しぶりにゆっくりと休日を過ごしました。


昨日行われた熊本市西地区団体戦、四人で臨みました。結果は優勝。ただ、ファイナル5-7とかなりビビり散らかした(池田代表談)ようでした(笑)。




2ペアで戦う、ということは前シーズンでも経験済みですが、やはり「負けられない」という目に見えないプレッシャーは、のびのびと戦う彼女たちの良さを消し去るくらい、大きなもののようです。そんな中、薄氷の勝利、ギリギリ、という言葉がピッタリでしょう。

そんなプレッシャーのかかる場面でも、相手をぶっ飛ばすくらいの気持ち・メンタルと確固たる技術を身につけるべく、明日も頑張ります。

明日は旧佐伊津カップ。昔は前日入りして天草の保護者の方と散々飲んで、大会当日まるで役に立たなかったことを昨日のことのように思い出します(笑)。

天気も回復するといっているので、天草名物「謎の渋滞」を喰らってきます(笑)。

できるまで、何度も

  こんばんは。今日は火曜の祝日。最近県選抜活動で日曜日の練習がなかなかできていなかったので、振り替えて全中会場パークドームで練習を行いました。 テスト前ということで、安寿は欠席、凛音も早退で、最後まで練習に参加したのはひまりとこころの二名…。池田代表にLINEで呼びかけてもらい...