2024年10月30日水曜日

小さな絶望の積み重ねが…

 こんにちは。今日は選挙の日ですね。日本の未来に一票投じましょう。


さて、昨日エコパーク水俣で行われました、熊本県中学生新人ソフトテニス大会団体戦、KSA1962は、第一シードで臨みましたが、準決勝で敗退、九州ジュニア出場権獲得とはなりませんでした。


本大会も4人で臨む、1ペアでも負ければ即敗退の状況下で、選手たちは奮闘しました。相手により徹底される戦術を想定して取り組んだ練習の成果が、十分発揮できました。

準々決勝荒尾第三中との試合では、大将ペアをばらさずに1ペアを潰しにこられましたが、田端・小﨑がベストパフォーマンスを発揮。ファイナル5-5のシーソーゲームを7-5で振り切り、②ー0で勝利!

この厳しい試合を乗り越えると、あとは楽に戦える、そう思った準決勝の苓北中戦に落とし穴が待っていました。田端・小﨑が準々決勝の大激戦の勝利の勢いのまま、完封。二面展開で戦う中村・吉永も3Gにマッチポイントを1度、4Gもダブルマッチポイントを握っていました。ところが…、

レシーブミス、スマッシュミスと最後のウィニングショットが決まらず、ファイナルへ…。勢いに乗った苓北ペアが4連続得点で先行し、そのまま逃げ切り、ファイナル3-7で敗戦。手元から九州ジュニア出場の権利がするりと逃げていった、そんな敗戦でした。

敗戦直後に「みんな、ごめん…」と泣きながら謝る中村・吉永。文字通り「絶望」に打ちひしがれていました。若手スタッフもさすがにかける言葉がない、そんな感じでおろおろしています。

「はい、次、切り替えて」

と、三位決定戦に向けて切り替えを促すしかありませんでした。

敗戦の傷癒えぬまま、行われた三位決定戦、どうなるかな?と思いましたが、しっかり心の整理ができたのか、吹っ切れたのか、三位決定戦本渡中戦は、のびのびとプレーし、勝利。来月9日の強化リーグで第三代表決定戦へ回り、九州ジュニア団体戦での出場を目指します。

大会終了後のミーティングでは、「今まで言ってきたことが、できた」ことと、「試合中で修正しなければならなかったことが、できなかった」とスタッフからアドバイスがありました。そして最後に、

「今日のような小さな絶望の積み重ねが、ソフトテニスプレーヤーを成長させてくれます」

と話した時には、涙を流して話を聞く選手の姿がありました。

あと一点、あとワンショット、何でできなかったんだろう、どうしてあんなスイングしたんだろう、こみ上げる後悔、時間を巻き戻してほしい気持ち、スポーツに携わる人なら誰しもが体験する、

「苦い経験」「小さな絶望」

これが本アカデミーの選手たちをさらに強くする、そう信じて今日からまた、頑張ります。

追伸、応援してくださった保護者の方々に代表一名が感謝の言葉を述べる、「あるある」な活動シーン、本アカデミーは毎回その立場を決めず、毎回交代制でやっているんですが、今回は(誰とは言いませんがw)AKB48の前田敦子さんばりの泣きながらコメントでした。悔しかったんだね。

「はい、次、やり返すよ」

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