2024年11月27日水曜日

激戦の行方と悪癖

 こんばんは。最近週末雨が続きますね…。


その雨の影響を受け、熊本県中学生新人ソフトテニス大会個人戦の続きが一昨日土曜日に八代市テニスコートにて開催されました。男子はベスト8、女子はベスト16に進出したペアを集めて、同日開催される九州ジュニアインドア第三代表決定戦(強化トーナメント)の前に実施。強化トーナメント決勝まで進むと、選手は一人につき10試合この日することになります。先日の強化練習会で膝に違和感を持っている選手もおり、心配しました。

県南の選手が高速の事故の影響を受け、全員集合に時間がかかりましたが、無事競技開始。小﨑・吉永ペアは前衛を意識しすぎたのか、ミスが多発し、無念の0-③敗退。小﨑・吉永ペアに勝利したそのペアが決勝の対戦相手となり、田端・中村ペアがリベンジ、昨年度に引き続き優勝。新人戦2連覇を果たしました。



個人戦が終わった直後から、空いているコートを使って第三代表決定戦の予選リーグが始まりました。アカデミーは田端・中村ペアが決勝戦まで戦ったので、そこまで競技ができません。畳みかけるようにリーグ戦を消化していきます。KSAの入ったAリーグには市内の長嶺、先ほど決勝を戦った水上学園、そして新人戦団体4位の本渡と、予選リーグ2位までが決勝トーナメントに進出できるとはいえ、強豪揃いの「死のリーグ」となりました。

そのAリーグでいきなり新人戦団体4位の本渡が初戦で水上学園に敗れる大波乱。毎度言っていることですが、一度でも負けてしまうと敗退が決定する本アカデミー、水上学園、本渡の三つ巴になるのでは?と心配しました。3位は決勝トーナメントに進めません。

ですが、団体モード、田端・小﨑、中村・吉永に組み替えスタッフもオーダーを的中させ、予選リーグ全勝。Aリーグ1位で決勝トーナメント入りを果たしました。水上学園戦では先ほどの個人戦で小﨑・吉永がやられた大将ペアを中村・吉永がわずか1点に抑えるという完勝!やられた本人が直接リベンジを果たしてくれました。小﨑も常にトップで出場し、安定したストロークを披露、個人戦のショックを微塵も感じさせない戦いぶりでした。



決勝トーナメントに入ってからも安定したストロークと要所で練習していた崩しのストロークからのネットプレーが随所に決まり、準々決勝泗水、準決勝松橋を撃破し、決勝戦へ。九州ジュニアまであと一勝。

決勝戦は市内の湖東との対戦。ですが、ここで思わぬ展開に…。二面展開で先に田端・小﨑が③ー0で完勝している間に、中村・吉永が2ゲームダウン…。死に物狂いで第3ゲームを奪い返しチェンジサイズ。落ち着きを取り戻したのか、相手が勝ちを焦ったのか、第4ゲームは相手のミスが重なり4-0。激戦の行方はファイナルゲームへ。

先に4ポイントリードし、カウントは5-1。誰もがKSAの勝利を確信したところから、またしても「悪癖」となりつつある連続失点が始まり、5-5。相手ベンチも相当盛り上がっています。引き攣り曇る表情、高鳴る鼓動、誰もが手に汗握るラスト2プレー。サーブは吉永。課題としているファーストサーブが入り、マッチポイント。最後は吉永渾身のアタックを相手前衛がはじき、ゲームセット!

KSA1962史上、初めて団体戦で九州大会への出場権を手に入れました!

最後はミーティングで、四人で戦い抜いたことを称えると共に、負けそうな時、苦しい時にファーストが入ったこと、ラケットを振り切れたこと、そして「油断」から敗戦への道を歩み始めるんだ、前回の苦い経験が生かされていない、ということを話しました。

ですが、四人でつかんだ九州大会、本番は熊本の代表として、今以上の活躍ができるよう、頑張っていきます。今日はあいにくの雨でしたが、午前中しっかりと課題に向き合いました。

まだまだ足りない、ということは、もっともっと伸びることができる、ということ。

可能性を信じて、これからもKSA1962は戦い続けます。応援よろしくお願いいたします。

でもやっぱり、6人ほしいですね…。

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