2024年8月24日土曜日

夢の舞台と、頂上との差

 こんばんは。今、全中会場石川から戻ってきました。


令和6年度全国中学校体育大会第55回全国中学校ソフトテニス大会個人戦に、本アカデミーの田端・中村ペアが出場しました。


本アカデミー発足当初から掲げていた、「全中での活躍」。しかしながら、1年目は県中ベスト8、2年目の今年は県中優勝、九中ベスト8で、R7熊本全中の一年前に、全中出場を果たすことができました。


出場できるのは各ブロックから勝ち上がってきた64ペアのみ。会場に来ている全員が、各県の「猛者」です。自信のない顔をしている選手など皆無。今年の目標は「全国一勝」でした。

初戦の相手は、奇しくも愛媛県選抜の総監督でもあられる槇先生率いる北条北中学校。対戦前から思わず槇先生と話し込んでしまいました(笑)。選手本人たちに聞いたら、「春は負けました…」対戦経験があったようです。

強度の緊張に襲われながらも、終盤にかけてミスが減り、最後はファーストサービスが入り、何とか④ー2で勝利することができました。春負けた相手に、夏勝つことができて、成長を感じることができました。

二回戦は関東ブロック覇者埼玉県松山中の中山・五十畑ペア。本人たち曰く、「(小学校)の時の東西対抗で戦った」そうです。あとで調べて分かったことですが、実は春の都道府県選抜優勝埼玉県のメンバーでした。

結局、このW後衛ペアは準決勝まで1ゲームも落とさず、惜しくも準優勝となりましたが、打ってよし、上げて良し、出て良し、切って良し、走って良し。弱点すら見当たらない、そんなペアでした。そこを倒したのは愛知県朝日中の雁行陣。見ごたえのある試合でした。


肝心の私たちの試合は、似たタイプ同士の戦いで、見ていて面白かったのですが、一本一本の精度が相手の方が一枚も二枚も、いやそれ以上に上手でした。0-④の完敗。正直、手も足も出ないとはこういうことなのだと実感させられました。しかしながら、同じW後衛としてとても手本になる、見習うべきところが満載な一戦となりました。これが全国のトップクラス。一つの指針となりました。

残念ながら、九州勢は、一つも二日目に残ることができませんでした。私たちの一年後の目標ができました。それは、

「二日目に残る!」です。「てっぺんをとる!」と豪語したいのはやまやまですが、頂上との差は、今のところいかんともしがたいです。私たちにとって、どうにかすれば手の届くような目標、それが「二日目に残る!」ではないかと。

一年生の四月から見ているひまりと安寿も中学校でのソフトテニスはジャスト一年となりました。この一年で何ができるか、何から始めたらよいか、しっかりとこの全中で得た経験、試合内容を精査しながら、さらに精進していきます。:
ここまで二人に、そして本アカデミーに携わっていただき、応援していただいた方々、本当にありがとうございました。そして、今後とも熊本ソフトテニスアカデミー1962(全中会場でもうまく読んでくれませんでしたが、審判の方から『東京スカパラダイスオーケストラみたいな名前ですね』と言われました(笑))をよろしくお願いいたします。

追伸、本日団体戦一回戦が行われ、九州第三代表の八代第六中が見事初戦を突破し、明日の二回戦へと駒を進めました。相手は第一シード大阪昇陽、当たって砕けろの気持ちで、頑張ってほしいと思います!ぶちかませ!!六中!!!

夜分に失礼しました。


頑張っている様子を垣間見ることができます! 是非ご覧になられて下さい!!

「学ぶ」は「まねる」から

 こんばんは。


お盆が近づいてきましたが、全中を目指す者にとっては、お盆も関係ありません。選手は中央高校で合同練習、頑張った一日でした。

八月はなんだかんだ、激動の月です。全中に行くために選手が高校へ赴き、練習に参加させていただき、頑張る傍らで、スタッフは日本スポーツ協会のコーチ1の資格取得のために三日間拘束(笑)。息つく暇もありません。

そして、そんな煩雑な毎日の中、クラブチーム登録の中学生男子がそれぞれ退会し、男子チーム登録選手がついに、0となってしまいました。

男女ともに、オールシーズン、クラブチーム登録生を絶賛募集中!なのですが、聞こえてくる反応は、

「あのクラブは、アホみたいに走らせるってよ」

「私、走るの苦手だし…」
みたいな声…。

残念です。まあ、仕方ありません。事実ですから(笑)。ですが…、

スタッフには、アホみたいに、強いチームの練習見学に手弁当で出向いて学ぼうと努力する者がいます。九州をリードする各県のトップがどんな練習をしているか、それを見て、熊本に取り入れようと心がけています。

つい先日も、佐賀県の小学生が全小で好成績を収めたというニュースが飛び込んできました。因みに九州中体連男子個人決勝は佐賀勢対決…。

本アカデミースタッフは昨年度から佐賀県へ赴き、

「どんな練習してるんだろう?」

と見学に行っています。誰からの援助も受けず、自費で。そこで感じたのは、

「とにかく、選手が走ること」
「終日のハードトレーニング」

でした。佐賀で行われるSAGA2024国スポに向けて、小中高、ターゲットエージに限らず、佐賀の躍進に向けて、それぞれのカテゴリーでとにかく走らせていました。その結果、

サイドパスを後衛がフォローする

前に落とされても絶対にツーバウンドさせない

足が止まらない、躍動感溢れるプレー

を連発する選手たちを生み出しています。

まだまだ熊本の若年層には、ラケットを使わないハードトレーニングが定着していないようです。

コートの代金は確かにもったいなく感じますが、それでも、本アカデミーは全国に通用する選手の育成を目指し、これからも走り続けます。

その結果、選手が集まらないのはとても残念ですが、信念を捻じ曲げてでも選手をかき集めようとは微塵も思っていません。

志高い選手の到来をお待ちしています。共に目指しましょう、全国!


こういう志を持っているから、選手は集まらないんでしょうね(笑)。

九州中学校体育大会 ソフトテニス競技女子個人戦

 こんにちは。

投稿遅くなり、スミマセン。
昨日8月5日に行われた、
九州中学校体育大会
ソフトテニス競技女子個人戦において、
本アカデミーの田端・中村ペアが、
見事予選を勝ち抜け、全中切符を手にしました!



R7熊本全中での活躍をコンセプトに立ち上げた、熊本ソフトテニスアカデミー1962、ですが、それよりも前に全中には行きたかった!開催地枠での参加ではなく、実力で勝ち上がって全中出場を果たしたかった私たちスタッフの夢を、彼女たちが見事に実現してくれました。

玉の汗で、グリップが滑りやすい中、正確なストロークで相手を翻弄、
初戦福岡4位④ー1
第二戦長崎3位④ー0
第三戦沖縄2位④ー0
予選リーグ1位でベスト8進出、九州中体連は予選リーグを抜けた時点で全中が確定します。全小、高校総体と比べて難易度が非常に高い、全中。

ついに、ついに実現しました。あまりにも圧勝過ぎて、少し拍子抜けするくらいの会心のゲームでした。ですが、彼女たちの表情は終始こわばっていました。きっと緊張していたんでしょう。本当によく頑張りました。






残念ながら、準々決勝は佐賀1位との壮絶なラリーの連続で、あと一点でファイナルゲームへ突入、というところまで行きましたが、惜しくも敗退。九州ブロック7位という成績で全中へ向かいます。


これから全中へ向けて、再スタート。まずは宿泊の手配や輸送手段の確保と、大会終了後からもうバタバタです。

全国での勝利を目標に、頑張り続けます。

頑張った選手はもちろん、最後まで選手たちと行動を共にしていただいた保護者の方々、練習相手になってくれたアカデミー生のみんな、そして応援していただいた全てのKSA1962にかかわる全ての皆様、本当にありがとうございました。

全中、暴れてきます。

あ、物販を始めます。こちらもご協力、何卒よろしくお願いいたします。因みに電車だと移動時間およそ7時間…。全中って大変なんですね…。

できるまで、何度も

  こんばんは。今日は火曜の祝日。最近県選抜活動で日曜日の練習がなかなかできていなかったので、振り替えて全中会場パークドームで練習を行いました。 テスト前ということで、安寿は欠席、凛音も早退で、最後まで練習に参加したのはひまりとこころの二名…。池田代表にLINEで呼びかけてもらい...