2024年9月25日水曜日

捨てゲームは、ない。

 こんばんは。三連休が終わりましたね…。


皆さん、いろいろな予定を立てていらっしゃったと思いますが、昨日は残念な天気でした。

そんな中、本日上天草で行われた佐伊津カップはたくさんの参加者で大いに盛り上がりました。中でも、引退した三年生が溌溂とプレーする姿がとても印象的でした。

さて、その佐伊津カップですが、我がKSA1962は全中に出場したフルメンバー(現3年生コミコミ)の八代六中に決勝トーナメント準決勝で敗れ、三位となりました。

一日の感想を言い表すと、
「入りが悪い」
の一言に尽きます。

よく「捨てゲーム」、「相手に見せるための見せ球」、「布石」とかいう言葉を耳にしますが、5ゲームマッチの中で、どれだけ相手プレーヤー、特に前衛に意識させるボールを打つことができるのか、考えて入るように言われます。私たちスタッフももちろんそうです。

が、実際はあまりにも相手に意識を植え付けるようなボールではなく、むしろ相手を楽にさせるような配球が多すぎました。カウントを悪くし、アップアップで追いつくも、相手のネットインやアンラッキーにゲームまで落とし、冷や汗のファイナル…、というゲームが続きました。

ジュニア育ちの選手は、
「あ、まずい」
と思った瞬間からミスをしません。スイッチが入ります。そうやって最終的に勝ち星を拾います。

ですが、もし第一ゲームから集中してゲームに入れたら…、相手を楽にするようなボールを打たず、ミスを減らして1ゲーム先取できたら…、どんなに楽なことでしょう。その辺が分かっていない。まるで、私たちはいつだって逆転できる、と信じているかのように…。

果たして、プレッシャーのかかる場面で、本当にそのゲームプランで大丈夫でしょうか?このままでは早期敗退。そう感じざるを得ない、今回の三位入賞でした。

5ゲームマッチは、第1ゲーム目を取ったチームが80%以上勝つという統計が出ているそうです。第1ゲームの入りの数ポイントをミスから入り、いきなり追いかける展開から始まるシーンが多く見られた、今回の大会でした。

粘り強いことはいいことなのですが、もっと楽にゲームを展開してほしい。さもなければ、トーナメントの終盤、体力が尽き、ガス欠して取りこぼします。

5ゲームには捨てゲーム、見せ球は必要ないと個人的には考えます。皆さんはどうお考えですか?

まあ、結果論でしか話ができないのがソフトテニスの難しいところでもあります。打って入れば、「ナイスボール!」と褒められ、打ってミスすれば、「何で打つの?」と問いただされ…。選手は本当に気の毒です。

そういう指導にならないように、第一ゲームの奪い方を、今後も徹底して指導していきます。




追伸 小さめのバイク(125cc)で上天草まで行ったので、幸いなことに天草名物にはあまり巻き込まれませんでした(笑)。


新シーズンも四人、常にタイトロープ。

 こんにちは。今日は深夜から午前中にかけて雷がすごかったですね。本アカデミーも予定していた練習試合が取りやめに。久しぶりにゆっくりと休日を過ごしました。


昨日行われた熊本市西地区団体戦、四人で臨みました。結果は優勝。ただ、ファイナル5-7とかなりビビり散らかした(池田代表談)ようでした(笑)。




2ペアで戦う、ということは前シーズンでも経験済みですが、やはり「負けられない」という目に見えないプレッシャーは、のびのびと戦う彼女たちの良さを消し去るくらい、大きなもののようです。そんな中、薄氷の勝利、ギリギリ、という言葉がピッタリでしょう。

そんなプレッシャーのかかる場面でも、相手をぶっ飛ばすくらいの気持ち・メンタルと確固たる技術を身につけるべく、明日も頑張ります。

明日は旧佐伊津カップ。昔は前日入りして天草の保護者の方と散々飲んで、大会当日まるで役に立たなかったことを昨日のことのように思い出します(笑)。

天気も回復するといっているので、天草名物「謎の渋滞」を喰らってきます(笑)。

2024年9月18日水曜日

復活!

こんばんは。久しぶりの投稿です。

合宿のような三連休(笑)を終え、いよいよ今週末の市内予選に!というところに、公認コーチ1の検定合格の通知が届きました!




この資格がないと、全中のベンチには入れません。今年いっぱいは「申請中」は認められるので、是が非でも今年取らねば、と夏休みに資格取得を計画しました。

実はこの資格、ずいぶん昔に取得はしていました。が、更新手続きを怠ってしまい、失効( ノД`)シクシク…

復活申請となりました。幸い、熊本で講習会が開かれるという運もあり、今回めでたく復活申請が完了しました。

この講習会、実は県外からの参加者がほとんどで、クラブチームのコーチをされている方、今後クラブチームを作る予定の方など、各県の名将の方たちが沢山受講されていました。

一方熊本は、といいますと…、ごくわずか。既存のクラブチームのスタッフの方々、国体の監督をされる先生方、都道府県選抜のスタッフの先生、その他は…

いません。クラブチームもなかなか立ち上がっていないんだな、と感じました。

ともあれ、これで来年の全中に向けて、準備万端整いました!あとは勝つだけ!

今週末も頑張りましょう! 

新シーズン、スタート!

こんばんは。

全中も終わり、いよいよ新シーズンが始まりました。

昨日は熊本市西地区の新人戦(個人戦)が開催され、ひまり・安寿が優勝、凛音・こころが4位に入賞しました。

正直に言うと、クラブ同士の決勝戦を目標にしていましたが、残念ながら叶わず。課題がはっきり見えた大会となりました。

本日はその大会翌日の練習ということで、課題に向き合った内容となりました。W後衛で崩してからの最後の一本、ウイニングショットをしっかり決めきる練習、前に出されたことを想定してのストロークVSローボレー、後半は来年の全中会場でもあるパークドームへ移動してからの形式練習。2ペアで団体戦に臨みますので、ペアの組み換えも試しました。



練習の中で気づかされたことは、「徹底」ができない。相手ペアを分析し、ミスが多い方を狙い続ける、のはずが、攻めが曖昧になり、攻めてるつもりが上手なプレーヤーに気が付いたら打たれ、相手に責められる。そういった場面が散見されました。

2週後の市内団体戦で、まずは優勝できるよう、仕上げていきたいところです。まずはお互いが何でも言い合えるコミュニケーション作り、絆作りから頑張っていきます。

新シーズンはこの4人で頑張ります!

あ、二枚目の写真は個人戦の日の監督会議での一枚です。あまりの暑さに陰を求めた結果、こうなりました(笑)。

日本ソフトテニス連盟競技者育成プログラム

 こんにちは。西田です。

先週金曜日から本日にかけて、パークドーム熊本にて、日本ソフトテニス連盟競技者育成プログラムSTEP3が行われ、本アカデミー所属の田端ひまりさんが、九州代表(各カテゴリー24名中5名)に選ばれました。

全中出場に次ぐ快挙です!
おめでとうございます。

プレーが素晴らしいのはもちろんですが、プレー中大きな声で盛り上げたり、進んで球出しをしたり、プレー以外でも、九州の仲間のお手本となっていました。

11月にSTEP4があり、おそらくJOCカップに(広島県)にも出場しなければならなかったハズ(多分)です。

こうなったら日本代表を目指してもらいます(笑)。


来年の熊本全中を前に、いい目標ができましたね。

写真は推薦書授与の一枚ですが、御覧の通り、まだまだ身体作りが大事だと分かる一枚が取れました。

今から秋、冬にシーズンは移行していきますが、身体作りもこのシーズン励んでほしいと思います。

期待しています。

皆さんも、ご声援よろしくお願いいたします。


2024年8月24日土曜日

夢の舞台と、頂上との差

 こんばんは。今、全中会場石川から戻ってきました。


令和6年度全国中学校体育大会第55回全国中学校ソフトテニス大会個人戦に、本アカデミーの田端・中村ペアが出場しました。


本アカデミー発足当初から掲げていた、「全中での活躍」。しかしながら、1年目は県中ベスト8、2年目の今年は県中優勝、九中ベスト8で、R7熊本全中の一年前に、全中出場を果たすことができました。


出場できるのは各ブロックから勝ち上がってきた64ペアのみ。会場に来ている全員が、各県の「猛者」です。自信のない顔をしている選手など皆無。今年の目標は「全国一勝」でした。

初戦の相手は、奇しくも愛媛県選抜の総監督でもあられる槇先生率いる北条北中学校。対戦前から思わず槇先生と話し込んでしまいました(笑)。選手本人たちに聞いたら、「春は負けました…」対戦経験があったようです。

強度の緊張に襲われながらも、終盤にかけてミスが減り、最後はファーストサービスが入り、何とか④ー2で勝利することができました。春負けた相手に、夏勝つことができて、成長を感じることができました。

二回戦は関東ブロック覇者埼玉県松山中の中山・五十畑ペア。本人たち曰く、「(小学校)の時の東西対抗で戦った」そうです。あとで調べて分かったことですが、実は春の都道府県選抜優勝埼玉県のメンバーでした。

結局、このW後衛ペアは準決勝まで1ゲームも落とさず、惜しくも準優勝となりましたが、打ってよし、上げて良し、出て良し、切って良し、走って良し。弱点すら見当たらない、そんなペアでした。そこを倒したのは愛知県朝日中の雁行陣。見ごたえのある試合でした。


肝心の私たちの試合は、似たタイプ同士の戦いで、見ていて面白かったのですが、一本一本の精度が相手の方が一枚も二枚も、いやそれ以上に上手でした。0-④の完敗。正直、手も足も出ないとはこういうことなのだと実感させられました。しかしながら、同じW後衛としてとても手本になる、見習うべきところが満載な一戦となりました。これが全国のトップクラス。一つの指針となりました。

残念ながら、九州勢は、一つも二日目に残ることができませんでした。私たちの一年後の目標ができました。それは、

「二日目に残る!」です。「てっぺんをとる!」と豪語したいのはやまやまですが、頂上との差は、今のところいかんともしがたいです。私たちにとって、どうにかすれば手の届くような目標、それが「二日目に残る!」ではないかと。

一年生の四月から見ているひまりと安寿も中学校でのソフトテニスはジャスト一年となりました。この一年で何ができるか、何から始めたらよいか、しっかりとこの全中で得た経験、試合内容を精査しながら、さらに精進していきます。:
ここまで二人に、そして本アカデミーに携わっていただき、応援していただいた方々、本当にありがとうございました。そして、今後とも熊本ソフトテニスアカデミー1962(全中会場でもうまく読んでくれませんでしたが、審判の方から『東京スカパラダイスオーケストラみたいな名前ですね』と言われました(笑))をよろしくお願いいたします。

追伸、本日団体戦一回戦が行われ、九州第三代表の八代第六中が見事初戦を突破し、明日の二回戦へと駒を進めました。相手は第一シード大阪昇陽、当たって砕けろの気持ちで、頑張ってほしいと思います!ぶちかませ!!六中!!!

夜分に失礼しました。


頑張っている様子を垣間見ることができます! 是非ご覧になられて下さい!!

「学ぶ」は「まねる」から

 こんばんは。


お盆が近づいてきましたが、全中を目指す者にとっては、お盆も関係ありません。選手は中央高校で合同練習、頑張った一日でした。

八月はなんだかんだ、激動の月です。全中に行くために選手が高校へ赴き、練習に参加させていただき、頑張る傍らで、スタッフは日本スポーツ協会のコーチ1の資格取得のために三日間拘束(笑)。息つく暇もありません。

そして、そんな煩雑な毎日の中、クラブチーム登録の中学生男子がそれぞれ退会し、男子チーム登録選手がついに、0となってしまいました。

男女ともに、オールシーズン、クラブチーム登録生を絶賛募集中!なのですが、聞こえてくる反応は、

「あのクラブは、アホみたいに走らせるってよ」

「私、走るの苦手だし…」
みたいな声…。

残念です。まあ、仕方ありません。事実ですから(笑)。ですが…、

スタッフには、アホみたいに、強いチームの練習見学に手弁当で出向いて学ぼうと努力する者がいます。九州をリードする各県のトップがどんな練習をしているか、それを見て、熊本に取り入れようと心がけています。

つい先日も、佐賀県の小学生が全小で好成績を収めたというニュースが飛び込んできました。因みに九州中体連男子個人決勝は佐賀勢対決…。

本アカデミースタッフは昨年度から佐賀県へ赴き、

「どんな練習してるんだろう?」

と見学に行っています。誰からの援助も受けず、自費で。そこで感じたのは、

「とにかく、選手が走ること」
「終日のハードトレーニング」

でした。佐賀で行われるSAGA2024国スポに向けて、小中高、ターゲットエージに限らず、佐賀の躍進に向けて、それぞれのカテゴリーでとにかく走らせていました。その結果、

サイドパスを後衛がフォローする

前に落とされても絶対にツーバウンドさせない

足が止まらない、躍動感溢れるプレー

を連発する選手たちを生み出しています。

まだまだ熊本の若年層には、ラケットを使わないハードトレーニングが定着していないようです。

コートの代金は確かにもったいなく感じますが、それでも、本アカデミーは全国に通用する選手の育成を目指し、これからも走り続けます。

その結果、選手が集まらないのはとても残念ですが、信念を捻じ曲げてでも選手をかき集めようとは微塵も思っていません。

志高い選手の到来をお待ちしています。共に目指しましょう、全国!


こういう志を持っているから、選手は集まらないんでしょうね(笑)。

できるまで、何度も

  こんばんは。今日は火曜の祝日。最近県選抜活動で日曜日の練習がなかなかできていなかったので、振り替えて全中会場パークドームで練習を行いました。 テスト前ということで、安寿は欠席、凛音も早退で、最後まで練習に参加したのはひまりとこころの二名…。池田代表にLINEで呼びかけてもらい...