こんばんは。三連休が終わりましたね…。
皆さん、いろいろな予定を立てていらっしゃったと思いますが、昨日は残念な天気でした。
そんな中、本日上天草で行われた佐伊津カップはたくさんの参加者で大いに盛り上がりました。中でも、引退した三年生が溌溂とプレーする姿がとても印象的でした。
さて、その佐伊津カップですが、我がKSA1962は全中に出場したフルメンバー(現3年生コミコミ)の八代六中に決勝トーナメント準決勝で敗れ、三位となりました。
一日の感想を言い表すと、
「入りが悪い」
の一言に尽きます。
よく「捨てゲーム」、「相手に見せるための見せ球」、「布石」とかいう言葉を耳にしますが、5ゲームマッチの中で、どれだけ相手プレーヤー、特に前衛に意識させるボールを打つことができるのか、考えて入るように言われます。私たちスタッフももちろんそうです。
が、実際はあまりにも相手に意識を植え付けるようなボールではなく、むしろ相手を楽にさせるような配球が多すぎました。カウントを悪くし、アップアップで追いつくも、相手のネットインやアンラッキーにゲームまで落とし、冷や汗のファイナル…、というゲームが続きました。
ジュニア育ちの選手は、
「あ、まずい」
と思った瞬間からミスをしません。スイッチが入ります。そうやって最終的に勝ち星を拾います。
ですが、もし第一ゲームから集中してゲームに入れたら…、相手を楽にするようなボールを打たず、ミスを減らして1ゲーム先取できたら…、どんなに楽なことでしょう。その辺が分かっていない。まるで、私たちはいつだって逆転できる、と信じているかのように…。
果たして、プレッシャーのかかる場面で、本当にそのゲームプランで大丈夫でしょうか?このままでは早期敗退。そう感じざるを得ない、今回の三位入賞でした。
5ゲームマッチは、第1ゲーム目を取ったチームが80%以上勝つという統計が出ているそうです。第1ゲームの入りの数ポイントをミスから入り、いきなり追いかける展開から始まるシーンが多く見られた、今回の大会でした。
粘り強いことはいいことなのですが、もっと楽にゲームを展開してほしい。さもなければ、トーナメントの終盤、体力が尽き、ガス欠して取りこぼします。
5ゲームには捨てゲーム、見せ球は必要ないと個人的には考えます。皆さんはどうお考えですか?
まあ、結果論でしか話ができないのがソフトテニスの難しいところでもあります。打って入れば、「ナイスボール!」と褒められ、打ってミスすれば、「何で打つの?」と問いただされ…。選手は本当に気の毒です。
そういう指導にならないように、第一ゲームの奪い方を、今後も徹底して指導していきます。